緑茶を作るために、お茶の木の若葉を摘み取っていますが、
摘み取らずそのまま育てば、お茶の木の葉も、
ツバキのように深い緑の硬い葉になります。
お茶の木は、とても強く、新芽や若葉を次々に摘み取っても、
また新しく芽が出てきます。
茶畑のお茶の木が丸みをおびた形に剪定されているのは、
新芽や若葉を摘み取りやすくするためです。
童謡の「茶摘み」の歌詞に「夏も近づく八十八夜・・・」
とあります。
この、八十八夜の頃に摘まれたお茶が、
新茶と呼ばれる一番茶です。
摘んだ後、またしばらくすると新しく若葉が伸びてきます。
これを摘んだものが二番茶です。
次に、同様に摘んだものが三番茶です。
このように、普通は2〜4回摘みます。
秋が近づく頃には、同じように摘んだ若葉でも、
一番茶よりは硬い葉になっています。
しかし、高い品質の製品をつくるとなると、
茶葉は軟らかい方がよいのです。
玉露やかぶせ茶のような高級なお茶は、
新芽が出ると茶の木に覆いをかけて日光をさえぎります。
太陽の光を浴びずに育った若葉の方が、
高い品質のお茶になるのですね。
春から秋にかけ、何回か茶葉を摘み取り、
その後、次の春のために剪定する時に刈り取った硬い葉が、
番茶になります。
緑茶を作る製造工程は、玉露、かぶせ茶、煎茶、番茶など、
使う葉には違いがありますが、基本的に作り方は同じです。
抹茶は玉露やかぶせ茶のように、
太陽の光をさえぎって作られた茶葉を、
蒸した後に、揉まずに乾燥させたてん茶とよばれるものを、
粉状に挽いたものです。
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